お子さんに「お金のこと」どうやって伝えますか?

こんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。

「家計整理アドバイザー」初級講座をお受けいただいた方に、最後にアンケートを書いていただいています。講座の感想とともに、「こんなことを聞きたいというテーマを教えてください」「気になることは何ですか」とお聞きしているのですが、その中で上位にあがる事柄の1つが「子供への金銭教育」です。

子供への「お金」の教え方がわからない・・・

年齢があがるにつれて、「お金」という存在を理解しはじめ、だんだんお小遣いをもらう子供が出てきて、、という具合に子供の「お金」に対する関心はどんどん高くなります。

 

親としては、「お金」の話をあからさまにするのも、はばかられますし、「あまりお金のことにこだわらずにいて欲しい、お金よりもっと大切なコトはたくさんあるのだから、、、」なんて考えもチラホラしますよね。

 

その気持ち、同じ親としてよくわかります。また、お金関連の知識は、学校で教わっていないので、お子さんに伝えるときに「何をどう教えて良いのか・・」と不安をお持ちになるのは当然です。ご家庭でお金についてのお話をたくさんされて、親御さんから色々聞いてきた方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は、それぞれ、学生から社会人になるにしたがって実生活から、失敗も含めた経験を積みかさねることによって、知識を得てきたという方も多いのではないのでしょうか。

 

金銭教育というととても幅広いのですが、ざっくりわけると、

 

<1>お金を稼ぐこと

<2>お金をやりくりすること

<3>お金を殖やすこと

<4>お金を使うこと

 

お子さんの年齢や理解度によって伝える内容は

変わってくると思いますが、この4つについてお子さんに伝えていく必要があると考えます。

 

おこづかい制度導入!

我が家には、今小学校低学年の子供が二人いるのですが、

今年の1月よりお小遣いを渡しはじめました。

 

今年は、お小遣い制度を通じて、

  • お金は使えばなくなるということを知り、限りあるお金の中で、本当に欲しいものに使えるように考える癖をつける
  • お金は、欲しいものを手に入れることができる魅力的なものであるけれど、お金をもっているだけでは、自分を幸せにしてくれない。自分をハッピーにするためにお金を使う。

 

つまり、先ほど挙げた4つの中の<2>と<4>の2つの要素をまず伝えられたらなと考え、折に触れて話をしています。同じように育てている子供達ですが、性格が違うのでお金の使い方・考え方も違って、それを観察するのも興味深いです。

 

子供はお金を手にすることによって、頭の中がぐるぐるしはじめます。「何を買おうか」「これはいくらなんだろう」「これとこれは何で値段に差があるんだろう」「お金が足りるな(足りないな)」「不足する分はどうしたらよいだろう」「お金をもっていることが嬉しいから、何もかわずにお財布をパンパンにしよう」等々、親にねだって買ってもらうだけとは、モノを手にするまでの過程が大きく変わるのです。

 

その分、親に対するお金に対する質問も増えますから、親も覚悟が必要ですが、子供の質問をきっかけにお金に関して伝えるチャンスでもありますので、お子さんがある程度の年齢になったら、おこづかい制度を導入することをおススメします。失敗もどんどん経験したら良いと思います。我が家もあげたおこづかいの使い道には、一切口を出さないことにしています。「あー、これ買わなきゃよかった・・」という反省も早速してました(笑)。何事もそうだと思いますが、子供のうちの失敗は、大人になってからの大きな失敗を防ぐあるいは、対処法を学ぶ大事な機会ですので、そこは口をださずに「見守る」姿勢でいきましょう。

 

子供も真剣にお金と向き合います

 

最近では、息子とこんなやりとりがありました。

 

本屋さんで、息子が欲しい本があるということで、私や夫に買って欲しいとねだりました。

本は、内心ではいつも買ってあげたいなという気持ちもあるのですが、お小遣い制を始めた今、すぐに買い与えることはやめています。何かプレゼントする理由がある時だけ買ってあげることにしていますが、その日は執拗に欲しいと伝えてきて、「そんなに欲しいのか・・」とあやうく心が傾きはじめたとき、私はとっさに最近おこづかいを渡したことを思い出し、「そうだ、お小遣いで買ったらよいよ。」と伝えました。

 

すると、息子はなんて言ったと思いますか??

「自分のお小遣いで買うんだったら、今はいらない!」とスタスタと本屋さんを後にしたのです!あんなに執拗に我々にはねだっていたのに・・あっさりと諦めたのです!先ほどまでのおねだりはなんだったのか・・とあっけにとられました。

 

が、後で話を聞くと、

「今おこづかいで買いたいと思っているものがあって、貯めている途中だから、その本をおこづかいでは買いたくなかった。」と息子。

 

おこづかいで買いたいものは、恐らく大好きな恐竜のおもちゃなのですが(笑)、お小遣い制度を導入したことで、彼の頭の中で「何が一番欲しいのか」の優先順位をつけるということができるようになったのかなと、ちょっぴり嬉しくも感じました。

(足りない分はおねだりで何とかする!という思考だったので、必死に頑張ったのでしょう)

今年は、このおこづかい制度を通じて、2つのことを伝えていきますが、子供に伝えることを通じて自分自身にも改めて同じことを問いかけることになっています。そういう意味で、子供と一緒にお金という

一生きってもきれない存在と向き合い続けるということになりますね。

 

お金の知識は「生き抜くための武器になる」

また、子供には、成長に応じて、お金や関連する制度などの知識をご家庭でしっかり伝えていくことが大切だと思います。例えばスマホなどの携帯電話、クレジットカードなどお子さんが実際手にする前に、伝えることが肝心です。

 

少し前のものではありますが、<金融広報中央委員会の知るぽると>で実施した

「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」調査の中で、金融知識に関する調査項目がありましたが、認知度が低いものには、例えば以下のようなものがありました。

 

〇×で答える問題なのですが、

 

・物価が年率 1%上昇しているときに、銀行に預けているお金に年率 2%の 金利がついている場合には、預けているお金で買えるものは多くなる

⇒〇が正解ですが、高校生正答率18.2%

 

・代金前払い方式のカードを、クレジットカードという

⇒×が正解ですが、中学生正答率17.5%、高校生正答率25.3%

 

・銀行や郵便局などに貯金すると、利子をつけて返してくれる

⇒〇が正解ですが、小学校中学年正答率20.6%、小学校高学年正答率32.1%

 

 

お金まわりの知識は、知っているのと知らないのでは、本当にお金の管理に差が生まれます。

企業にお勤めの方などは、税金が知らないうちに引かれていたりしますが、〇〇手当など国や自治体から支給されるものについては、自分で情報を入手してアプローチしないともらえないものが多く、チャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

 

また、最近は「自助努力を」という言葉をよく聞くように、自分で自分の資産・生活・人生を守らなければならない時代です。

 

子は親の背中をみて育つといいますが、お金について学校で教わらない以上、子供がお金について学ぶのは、やっぱり一番身近な親になります。ご自身も振り返るとご両親に言われたことを、そっくりそのままお子様に伝えたりしていませんか?

 

無意識にご両親のお金に対する考え方・向き合い方が当然のように皆さんの考え方・向き合い方に多大な影響を与えている訳です。ですので、何も口で伝えていなくても、お子様に影響を与えているのだなということは、強く意識していただいていた方がよいです。

お金との向き合い方は、その人の人生そのものといっても過言ではないくらい、大切なものです。

これからの「生きる術」の一つとして、お金についての向き合い方を伝えていってあげてくださいね。

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★現在、夏休み期間限定でママのための無料家計相談を行なっていますが、こういう機会にあやふやだったことや、ちょっとイマイチ理解できていないことなどをお気軽にご質問いただければ、喜んでお答えしたり、我が家の例を踏まえてお話しさせていただきますでの、お気軽にお問い合わせくださいね。

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